2022.8.1清水寺・夏清水の夏。京都は、湿度が高く、蒸し暑いため、熱がまとわりつくような気候が続きます。その中で、祇園祭や五山の送り火など、様々なイベントが行われる賑やかな季節でもあります。目次夏の恒例行事・千日詣り夏の夜間拝観採燈大護摩供16日に始まり、16日に終わる夜間拝観の期間中は特別営業夏の恒例行事・千日詣り毎年、清水寺で8月に開催される行事です。一日の参詣が千日分の功徳に相当し、古くから観音さまの最大功徳日のため、大きなご利益のある日として知られています。期間中は、法要が営まれ、昼・夜の本堂内々陣特別拝観では本殿の一番奥の間にある、本堂内々陣に入ることができ、厳粛で荘厳な気の中、普段は遠くからしか見ることのできないご本尊の宝前で献灯ができ、「心が洗われる」とは、まさにこの事か、と実感されると思います。また年に一度この日にしか配布されないお札を頂戴することも。ロウソクの明かりが幻想的でその薄暗い中を静かにお参りするのは、暑さも忘れさせてくれる神秘的な雰囲気があります。夏の夜間拝観千日詣り期間中は、夏の夜の特別拝観が可能です。万緑の音羽山は、清水のせせらぎが聞こえ、毎年、たくさんの方が拝観に訪れ、夜遅くまで境内が賑わっております。期間中は、清水寺から観音さまの慈悲の心を表した一筋の青い光が夜空に放たれ、 ライトアップされた清水寺と相まって幻想的な光景を見ることができます。是非この機会に京都・清水寺へお越し下さい。採燈大護摩供千日詣り最終日は、清水寺 聖護院門跡にて「採燈大護摩供」が執り行われます。「採燈大護摩供」とは、大文字を始めとする五山の送り火に慶讚して行われる仏教行事です。(五山の送り火は、言わずと知れたお盆の送り火ですね。)大護摩供を行うのは、聖護院門跡修験宗の山伏の方や京都仏教会の僧侶らで、総勢50名及び、奉納された護摩木は、家内安全、無病息災の祈願や亡き方々の追善護摩として焚かれます。16日に始まり、16日に終わる清水寺の夏は「16日に始まり、16日に終わる」と言われるほど、16日に行事が集中しています。採燈大護摩供の後、午後8時頃から、「五山の送り火」が始まります。送り火は、お盆にお迎えした先祖の精霊をお送りする精霊送りの意味を持つ行事です。今年も、「大文字」「妙・法」「船形」「左大文字」「鳥居形」が点灯されます。夏の暑さの中にも、少し涼やかな夜風が吹きぬけていくような瞬間でした。来年はぜひ、「夏の京都・清水」へ足をお運びくださいませ。夜間拝観の期間中は特別営業夜間拝観の期間中は多くの参拝のお客様で大変な賑わいをみせます。当店も営業時間を延長し、お客様のご来店をお待ちしております。この機会に、ぜひ京都・清水へお越し下さい。BLOG LISTSEARCHカテゴリから探すロケーション豆知識東山の四季イベント関連する商品から探す七味唐がらし山椒之粉一味唐がらしおばんざいのもと