うなぎと山椒の関係イメージ

2022.8.7

うなぎと山椒の関係

昔から丑の日に『う』のつく鰻を食べると夏負けしないって言いますよね。古くから室町時代の料理書「大草家料理書」にもあり、鰻をさっぱりいただく、また漢方薬としての意味合いもあり、「うなぎ」と「山椒」は人々に古来から親しまれた食べ方だったといいます。

土用の丑の日の由来

夏の土用の丑の日のはじまりは、今から百九十余年も昔、江戸時代の話。

商売のうまくいかない鰻屋が、蘭学者・医者として有名だった「平賀源内」先生に相談したところ、「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」「本日丑の日」と書いて店頭に貼るよう助言されたことで、、平賀先生の言うことなら!ということで、その鰻屋は、大変繁盛したという逸話がはじまりとされています。

単なる暑気払いというわけでもなく、鰻にはビタミンA、ビタミンB類が豊富に含まれているため食欲減退を防ぎ、結果夏バテを防ぐとも言われており、土用の丑で、鰻を食べて暑い夏を乗り切ろうとしたわけです。

当店の山椒

当店の山椒の粉

さて、鰻料理ににかかせないのが「山椒」ですが

当店は、全ての原材料を厳選。なかでも「山椒」は、特にこだわりをもっています。

山椒は丹念に育てられた香り高い良質のもののみを使っていますが「もし山椒の出来が悪く、良質のものが手に入らないときは、一年間商売を休んでもよい」という心構えで、今日も暖簾をかけてきました。

各産地より特に香りのよいものだけを使用していますが、手摘みで一粒ずつ丁寧に収穫されるため、絶品との声をいただいています。

鰻以外も使い方いろいろ「山椒」

山椒の使い方いろいろ

関東のお客様は、「山椒」は、うなぎに使うくらいと良くおっしゃいますが、京都では、「そば」「うどん」「鳥料理」「天ぷら」とさまざまな料理に使え、パスタをオリーブオイル、塩、山椒で食べたりと色々な料理に合う万能調味料でもあります。

山椒のレシピ例

当店の山椒を使ったレシピをどうぞご覧ください。

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