３月下旬から桜のシーズン

その中でも観光の見どころは、麗らかな陽気に誘われ開花する京都・清水の桜。

一輪一輪の花は、とても小さく、白に近い淡い淡いピンクですが、満開に近づくにつれ、桜はピンク色に染まっていきます。やがて葉桜になりますが、これもまた風情があります。

古くは万葉集のころから、桜は心動かす花として、多くの短歌が残っています。この美しい桜は、満開と同時に散り急ぎます。

そんな桜を何かに残したいと、多くの歌人が和歌を残したのでしょう。現代でもその気持ちは引き継がれ、何かに残そうと、みなさま熱心にカメラを桜に向けられます。

手法は違いますが、桜に心惹かれるのは、今も昔も変わりないですね。

見どころがたくさん

約20年の歴史を幕を下ろした花灯路

花灯路とは京都を代表する寺院・神社をはじめとする歴史的な文化遺産やまち並みなどを、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の灯りと花により彩る催しです。

思わず歩きたくなる路、華やぎのある路の演出は京都の風物詩として定着しています。

残念なことに新型コロナウイルスの影響で中止があったり、2022年には開催されたものの今後の運営の困難さから終了されてしまいました。

４月８日には花まつりも行われます

清水寺・花まつりは、毎年4月8日に、お釈迦様の誕生を祝う行事です。色とりどりの花や供物を捧げ、甘茶で供養する「降誕会」です。

清水寺境内は華やかに桜が咲き、晴れ渡る青空と満開の桜のコントラストが見事です。

夜間拝観の期間中は特別営業

桜のシーズンは、清水寺で毎年恒例「夜の特別拝観」が開催されます。夜間拝観の期間中は多くの参拝のお客様で大変な賑わいをみせます。

当店も営業時間を延長し、お客様のご来店をお待ちしております。この機会に、ぜひ京都・清水へお越し下さい。